Blog Detail

JetPack設定画面 - Photon

JetPackちょっと気をつけて使いたくない機能(Photon) ~WordPressプラグイン導入~

2016年10月31日
ウェブ開発
,
No Comments

JetPackにはたーくさんの機能が含まれています。
一部の機能は有償版のさらに凄そう!?な機能にグレードアップ出来る様ですよ。
設定画面のスクリーンショットを貼っておきますので、これから導入を考えている方は見てみて下さい。(手抜き

General
JetPack設定画面(General)

Engagement
JetPack設定画面(Engagement)

Security
JetPack設定画面(Security)

Appearance
JetPack設定画面(Appearance)

Writing
JetPack設定画面(Writing)

とまぁ、いろいろな機能が追加される訳です。
ほとんどの機能はお好みで有効にすれば良いと思いますが、一つだけ注意して使用した方が良いなーと思ったのが「Appearance」にある「Photon」という機能です。

JetPack設定画面 - Photon

この機能を有効にする前に、この機能が何を行うものなのかよく知る必要があると思います。

Photonという機能はWordPressの投稿に添付された写真などの画像ファイルをAutomattic社が用意したCDN(Contents Delivery Network)を利用して配信してくれるサービスを使う為の機能です。

CDNって何?という話ですが、これはあなたのサーバーが配信するはずだった画像などコンテンテンツのコピーを受け取り、代わりにCDNのサーバーがあなたのサイトの閲覧者へ配信してあげますよーというサービスです。
ここでポイントなのはコンテンツがコピーされる(キャッシュされる)という事です。

CDNの性能を上げるには、配信の為のサーバーを出来るだけたくさん用意した方が良いです。
また、サーバーは配信先(ウェブサイトの閲覧者)にネットワーク的に近い場所にある方が性能が出ますので、出来るだけ多くの国や地域に分散させておきたいと考えられるでしょう。
CDN事業者はこれらの努力は行っていると思います。

つまり、Photonを有効にして写真などの画像を投稿するという事は、CDNのサーバー群(サーバーの場所は国境を超えるかもしれませんし、何台あるのかも解りません)にその画像をバラ撒く事、という事になります。

これで心配になるのが、一度CDNへ送ってしまったものを「お取り消し」できますか?という事です。
例えば、重要な個人情報が写った写真を誤って投稿してしまって、その写真をCDNサーバー群全てから削除してもらう事は可能なのだろうか?という事です。
これはCDN事業者によって対応が違うのかもしれません。

PhotonのCDNの場合は

永久にキャッシュ(コピーの保存)しときますね!

という事の様です!\(^o^)/

ファッ!?って感じですよね?
恐ろしいでしょ? いや、ありがたい事なのかな…???

確かにねPhotonのサイトをざっと見た感じでも、削除依頼を受け付けてもらえそうな窓口は無さそうです。
まぁ、大量のファイルを扱っているのでしょうから、いちいち構ってらんないってのは解る気もしないでもないのですが、利用者としてはこれは恐ろしい事だよー?

と、Photonの危険性を理解したところで、私としてはPhotonの利用はくれぐれもよーく考えてみて下さいね、と言わせて頂きます。

そもそも、CDNが有効なのってアクセス殺到する様な大人気のサイトについてだけです。
私のここみたいな過疎ブログでは関係ないのでしたー、ワハハ… (´Д⊂ヽ

サイトが人気過ぎてサイトの表示が遅い!
ウェブサーバーが接続されているネットワークの帯域の狭さがボトルネックになっている!
という場合はCDNはありがたいサービスになると思います。ご利用下さいませ。

Leave A Comment