WordPressをインストールした際の手順をまとめておきます。
インストールするサーバーは RedHat Enterprise Linux 7 互換のディストリビューションである CentOS7 が稼働しているLinux環境です。
このマシンにはシェルアカウントがあり、rootになる権限も持っています。システム管理者としての作業を行います。
インストール手順はWordPress 日本語ローカルサイトに日本語で解説したものがあります。詳細はこちらを参照して下さい。
- WordPress のインストール
http://wpdocs.osdn.jp/WordPress_のインストール
以下、インストールを進めていきます。
1) 必要とされるソフトウェアの確認とインストール
https://ja.wordpress.org/によると、WordPress 日本語版の推奨動作環境は以下の様になっています。
●PHP バージョン 5.6 以上
●MySQL バージョン 5.6 以上 または MariaDB バージョン 10.0 以上古い PHP や MySQL しか利用できないレガシーな環境でも、PHP 5.2.4 以上、かつ MySQL 5.0 以上であれば WordPress は動作しますが、公式サポートは終了しており、サイトがセキュリティの脆弱性にさらされる危険があります。
条件を満たしているか確認します。
1 2 3 4 5 6 7 |
[root@web7 ~]# php -v PHP 5.4.16 (cli) (built: Aug 11 2016 21:24:59) Copyright (c) 1997-2013 The PHP Group Zend Engine v2.4.0, Copyright (c) 1998-2013 Zend Technologies [root@web7 ~]# mysql --version mysql Ver 15.1 Distrib 5.5.50-MariaDB, for Linux (x86_64) using readline 5.1 [root@web7 ~]# |
PHPのバージョンが5.4でしたので推奨の5.6以上を満たしていませんが、5.2.4以上で動作する様ですので、このまま使う事にしました。
MariaDBは推奨10.0 以上に対して15.1ですので問題ありません。