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WordPressのインストールと基本設定 ~WordPressを始めよう~

2016年10月03日
Linux, ウェブ開発
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WordPressをインストールした際の手順をまとめておきます。

インストールするサーバーは RedHat Enterprise Linux 7 互換のディストリビューションである CentOS7 が稼働しているLinux環境です。
このマシンにはシェルアカウントがあり、rootになる権限も持っています。システム管理者としての作業を行います。

インストール手順はWordPress 日本語ローカルサイトに日本語で解説したものがあります。詳細はこちらを参照して下さい。

以下、インストールを進めていきます。

1) 必要とされるソフトウェアの確認とインストール

https://ja.wordpress.org/によると、WordPress 日本語版の推奨動作環境は以下の様になっています。

●PHP バージョン 5.6 以上
●MySQL バージョン 5.6 以上 または MariaDB バージョン 10.0 以上

古い PHP や MySQL しか利用できないレガシーな環境でも、PHP 5.2.4 以上、かつ MySQL 5.0 以上であれば WordPress は動作しますが、公式サポートは終了しており、サイトがセキュリティの脆弱性にさらされる危険があります。

条件を満たしているか確認します。

PHPのバージョンが5.4でしたので推奨の5.6以上を満たしていませんが、5.2.4以上で動作する様ですので、このまま使う事にしました。
MariaDBは推奨10.0 以上に対して15.1ですので問題ありません。

RedHat社は採用したソフトウェアにセキュリティホールが発見された場合、製作元の公式サポートが終了しているものについても独自にセキュリティパッチを作成し、セキュリティフィックスされたパッケージを配布してくれています。
CentOSはこのRedHat Enterprise Linuxのクローン(互換OS)ですので、製作元が公式サポートを終了した古いソフトウェアでも安心して利用する事が出来ます。
ただし、RedHat社のサポート期限内のディストリビューションに限ります。

PHP関連のパッケージは以下の物がインストールされており、この状態で問題なく動作しました。

不必要な物はアンインストールした方が良いかもしれません。これは追々…
データベース管理の為にphpMyAdminをインストールしてあります。この件も追々…

2) WordPress日本サイトから日本語版の最新版をダウンロード

WordPress 日本語ローカルサイト からファイルを取得します。Linuxにインストールするので、tar.gz形式をダウンロードするのが良いでしょう。
この記事を書いている現在、最新版は wordpress-4.6.1-ja でした。

3) ファイルの展開

ファイルを展開する場所、このサイトのドキュメントルートにするディレクトリは、
/var/www/www_hogehoge-k_com/ とする事にしました。
後でapacheのVirtualHostの設定を行って、このディレクトリを公開する様に設定します。

root ユーザになり/var/www/下でファイルを展開します。

wordpressディレクトリが出来ましたので、リネームします。

ファイルオーナーをapacheに設定します。
CentOS7では通常、ウェブサーバーのapache(httpd)はUser:apache、Group:apacheで動作しています。apache内で動作するPHPがWordPressのプログラムを動作させますので、WordPressからファイルの作成、書き込みをさせるにはこのユーザー、グループから書き込めるパーミッションにする必要があります。

WordPressは自身で .htaccessファイルやアップロードされたファイル等のファイルを作成します。ファイルを作成、書き込み出来るようにパーミッションの設定を行う必要があります。
ディレクトリとそれ以下の全てのファイル、ディレクトリに対してUser及びGroupのオーナーを変更する事にします。

以上でファイルの展開は完了です。

4) MySQL(MariaDB)へのデータベースの作成とユーザー設定

以下の項目について使用する値を決めておきます。

  • データベース名: wp_hogeblog
  • ユーザー名: wp_hogeuser
  • パスワード: wp_hogepasswd

仮にこれを使用する事とします。

CentOS7にはMySQL互換のMariaDBが採用されています。以後MariaDBと記します。

CentOS7をインストールしてそのままでは、MariaDBのrootユーザーのパスワードが設定されていません。これは非常に危険な状態ですので、忘れずにrootユーザーのパスワードを設定しておきます。

MariaDBにrootでログインし、データベースの作成とデータベースにアクセスするユーザーを登録します。

5) WordPress設定ファイル(wp-config.php)の設定

展開したディレクトリに含まれている wp-config-sample.php ファイル(設定ファイルのサンプル)を元にWordPressの設定ファイルを記述します。
wp-config-sample.php を wp-config.php にコピーを作成し、wp-config.php を編集していきます。

必須の設定内容は2点です。

データベースへの接続情報の設定

MariaDBの設定で使用した値をデータベース設定項目に記述していきます。

データベース名、ユーザー名、パスワードの3カ所です。

今回MariaDBを稼働させるのもこのウェブサーバーにしますので、ホスト名は localhost のままでOKです。
データベースを他のリモートのマシンに設置する事も出来ます。サーバーの環境に応じて対応出来ます。

認証用ユニークキーの設定

8項目について、他人に推測されないランダムな文字列を設定します。

このランダムな文字列を自動で生成してくれる仕組みをWordPressのサイトで提供してくれていますので、これを使うと便利です。

オンラインジェネレータ

行単位で置き換えられる様に生成してくれますので、該当行を置き換えます。

上で提示した設定例は実際に使用した文字列ではありません。この情報は他人に知られない様にして下さい。

以上でWordPressの基本設定は完了です。
続いて、ウェブサーバーの設定後、ウェブの管理画面からの初期設定を進めていきます。

つづく…

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