大いに満足しながら乗っている山林スクーター、いや三輪スクーターのトリシティですが。
どうしても改善したい点が出てきました。
私は体重が60kg弱ぐらいで成人男性としては軽い方だと思うのですが、軽過ぎるがゆえの問題です。
スタンドを外してシートに跨り体重を乗せる…
しかし、車体が沈み込む気配は全く無く、「これリジッドサスかよ!?」と思うぐらいサスペンションが硬いのです。(´Д⊂ヽ
走ってもサスが仕事してる様には感じないんですよねー。箱付けて10kg程度荷物を積み込むとようやくサスが仕事してるなと感じられます。
純正のサスは全く何の調整も出来ない物が付いています。
減衰の調整を出来るようにしてくれとまでは言わないけれど、プリロード調整ぐらいは出来る物を付けて欲しかったなぁ~と思います。
まぁ、こういうコスト削減があって今のお値段に出来たという事なのでしょうが…
プリロード調整が出来ないサスを付けて売るという事は、重い人が二入乗りしたり、重い荷物を載せたりしても底突きしない程度の硬いバネにして売るという事になります。
という事なので、体重が軽い人が乗るとバネが硬すぎるという事になるんですね。おそらく
という事で、これはもう換えるしか無いという結論に至り、プリロード調整が出来ればおk!の条件で出来るだけ安いものを探しました。
選んだのはこれでーす。
PENTAX PENTAX K-01 (24mm, f/2.2, 1/30 sec, ISO800)
YSS ハイブリッド DTG トリシティ125用 ダブルチューブガスショック!
プリロードは5段階の調整が可能な様ですよ。工具要らずで手で回して調整出来るのも便利です。
某ネットオークションで7,000円でした。もちろん左右2本入りですから、1本3,500円ですか…
安過ぎて怖いですw
YSSというメーカー、大型に乗ってた頃は見かけなかったメーカーだなー。私が知らなかっただけかもしれませんが。
どうやらタイのメーカーらしいです。
届いたものを見てみると、そんな安価な物に見えないですね。
とても高級感があるとは言えませんが、割りとしっかりしているというか真面目に作ってあるというか、好印象な感じはあります。
まぁ、安っぽいと言えばたしかに安っぽいのですがw 安っぽいシールが貼ってあるのがいけないなー。
見た目より走ってみてどうか?が大事なので、ちゃっちゃと換えちゃいましょう。
で作業を開始!スクーターのサス交換なんて簡単じゃろう!
どうやらリアサスを外すには、リアフェンダーを外さないといけないらしい。
リアフェンダーを外すには、上から順番に外していって…
PENTAX PENTAX K-01 (24mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO100)
後ろの外装は全バラ状態じゃないかーい。
思ってた以上に大変な作業になっちゃいましたw でもバイクいじりは楽しいっすな。
PENTAX PENTAX K-01 (24mm, f/2.8, 1/30 sec, ISO200)
純正との比較。
純正は倒立ですが、YSSのは正立になっちゃいます。
ただでさえバネ下重量の重い乗り物なのに、さらにバネ下が重くなっちゃいますね。
スクーターにそんな事は求めないのかな普通。
完成!
PENTAX PENTAX K-01 (24mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO100)
なかなか格好良いじゃないですかー。
ボディカラーが白と黒の無彩色なので、有彩色の赤色が引き立ちます。
で、走ってみた感想ですが、
プリロードを最弱の状態で幾分ノーマルよりは柔らかくなったと感じます。
細かなギャップはしっかり吸収してくれる様になりました。
それからこれはありがたくない事ですが、切り返しが少し重く感じられる様になりました。
たぶんコーナリング中にサスが沈み込む量が増えたからじゃないかな。これは仕方ないか。
乗ってみてもYSSのサスは好印象です。
値段を考えると素晴らしい出来だと思います。コスパ最高!
大変満足なお買い物になりました。
タイはバイクがたくさん売れている国ですから、そういう所でメーカーも育ってくるんでしょうね。
YSSが世界の一流メーカーに育っていく事を期待したいと思います。
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